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第1分科会

婚姻の未来

~同性婚から新しい家族の形を考える~

東京青年司法書士協議会

性的指向及び性自認のあり方が少数者に属する性的マイノリティについて、社会の中で議論がされ始めました。

かつては「異常な性欲の持ち主」「おかしな人」と社会の中で低位に位置づけられ、医学においても、同性愛は精神疾患であるとされ、「治療」の対象とされていました。現在は、同性愛は精神疾患ではなく、人の性のあり方の自然なあり方の一つであるという認識が日本でも広まりつつあります。

一方、社会や法の制度は未だに、性のあり方が多数者に属する人々の人生を基準として設計・構築されており、性的マイノリティは社会や法の制度が利用しづらかったり、そもそも利用できなかったりします。
その最大のものの一つが、婚姻制度です。婚姻制度は、愛する二人の関係が、戸籍によって公証され、社会的に承認され、より強固になるという社会的承認の側面に加え、婚姻と結びついた様々な法的効果を生じさせるという側面もある法律行為です。

同性愛も性のあり方の自然なあり方の一つであるという認識が広まりつつあるにもかかわらず、未だに、同性愛者は婚姻制度から排除され、婚姻する権利が侵害されています。

現在、同性愛者が婚姻できないのは国の立法不作為であるとして、各地で国賠訴訟が提訴され、進行しています。

本年3月17日には札幌地方裁判所において「同性愛者に対して、婚姻によって生じる法的効果の一部ですらもこれを享受する法的手段を提供しないとしていることは、立法府の裁量権の範囲を超えたものであるといわざるを得ず、その限度で合理的根拠を欠く差別取扱いに当たると解さざるを得ない」とし、同性婚が婚姻制度で認められていないことは憲法14条1項に違反すると判断されました。

今回の分科会では、長く日本において性的マイノリティの権利獲得運動に取り組んでこられた鈴木賢明治大学教授と、同性婚訴訟東京訴訟原告であり、東京レインボープライド(TRP)の共同代表を長く務めてこられた山縣真矢さんをお招きして、同性婚について考えを深めるとともに、司法書士として、 同性婚実現のために何ができるかを考えたいと思います。

※講演内容は一部変更される可能性がありますので、予めご了承下さい。

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